ビンディングペダル

スポーツ自転車を初めて買う人にとっては意外なことだと思いますが、実は完成車でもペタルだけは別売りなのが普通です。
これはどうしてでしょうか?

スポーツ自転車のばあい、普通の自転車とちがって、「ピンディングベダル」 というものを使うからです。

ビンディングペダルとは、シューズ(ビンディング専用のシューズ) サイクルジャージ とペダルとがガッチリと固定されるようになるペダルのことです。

靴とペダルとを固定することで、ペダルを踏み込むときだけでなく、ペダルを引き上げるときにも力を伝えることができるので、より効率よく走ることができるというわけです。

もちろん、スポーツ自転車でも、普通のペダル(フラットペダル)を付けてもいいのですが、自転車レースに出る人は、ビンディングペダル以外はありえませんし、サイクリングの場合でも、長距離になれば、快適さが全然違います。

ビンディングペダルは足がペダルに固定されるので、初心者の方には抵抗感がありますが、 慣れればこれほど優れたものはなく、ビンディングペダルのないスポーツ自転車は考えられません。

ちなみに、信号待ちなどで足を地面につく必要があるときは、足首を横にひねることで、靴とペダルが離れるようになります。

簡単な練習ですぐに慣れるようになりますので、ぜひ、ビンディングペダルに挑戦しましょう。

  


Posted by 自転車達人 at ◆2010年07月30日12:16